Coco avant Chanel

G.W.最終日は朝から朝まで仕事。風邪ひいて咳きこんでいる。

「Coco avant Chanel」2009 仏

以前から気になっていたものをAmazon primeで視聴。Audrey Tautouは「アメリ(2001)」のころには25歳、本作のころは33歳、現在はなんと41歳になるようだ。

頬のコケ具合といい、年齢をあえて出している印象。
愛煙家というシャネルのあまりに多すぎる喫煙シーンのせいもあるだろうか。こちらが咳き込みそうになった。

 

<以下ネタバレ>

孤児院で育ったガブリエルちゃん。「ココの歌」をナイトクラブで唄って、クラブで出会った金持ちを勝手に頼ってパリ近郊へ進出。勝手に居候して勝手に馬乗って勝手に家主の知り合い(英国人)といちゃこいて、結婚できるかと思えば結婚予定はすでにあるとか知って、そんななら私は誰の妻にもならない、とのこと。

自分で働きたいの、という意志で結局成功

 

<感想>

雰囲気としては嫌いじゃないんだけど、そこまでロマンチックでもない恋愛シーンがもはや冗長

男を利用してコネを使って資金を集めて自分で成功しました、という悪い女仕立てにもなりきらず、貧困の中でも王子様との恋愛に目覚めちゃった100%純度の純愛にもなりきらず。かといってあくまで恋愛はスパイスだからデザイナーとしての成功譚だから職業エピソードが主かというとそうでもなく。

もう少し仕立ての工夫とかデザイン性についても触れてほしかった。

★2.5